冬場の施工について
ウッドロングエコは塗布した薬液がしっかりと自然乾燥してはじめてその効果を発揮します。乾燥の過程で凍結してしまう様な環境下での施工はその効果を十分発揮できません。水性塗料と同じように気温5度以下湿度85%以上の環境下での施工は無理だとお考え下さい。湿度は結露に対する物です、乾燥の過程で雨に降られた場合と同じく仕上がりが斑になってしまいますので注意して下さい。
ウッドロングエコは
新設の木材に塗布することで長期に渡って腐朽菌の侵入を防ぎます。
塗布した薬液が風雨に曝されながら浸潤して行き木材表面に腐朽菌が侵入出来ない層を形成します。殺菌剤ではありません。
北欧に伝わるハーブ等の天然成分をベースに作られており、人や動物、自然に優しい安全な商品です。殺菌剤ではなく、木材の表面に働いてあくまでも腐朽菌の侵入を防ぐタイプの商品です。
その安全性は水質に悪影響の有る物や土壌を汚染する物は一切使用出来ないダムでの使用実績が有ることで実証されています。
100g 5ガロン18.9リットル用に6gを加え扱いやすい 106g20リットル用を御用意しました。
商品は粉末の状態でお手元に届きます。106gの粉末を約20リットルの水にてよく溶けるまでかき混ぜてください。粉末にはハーブが含まれているので、溶ける事の出来ないハーブが溶液の表面に浮きますが、影響はございませんのでご安心ください。
これを良く乾燥した新しい木材、出来れば乾燥機に入れて十分乾燥した状態で塗布して下さい。乾燥機に入れて熱で既に入り込んだ腐朽菌を死滅させ、薬剤が良く浸透する状態を作って塗布するのが一番効果的です。
乾燥が十分でないものや屋外での自然乾燥の材は乾燥が不十分で有ったり、既に腐朽菌が入り込んでしまってウッドロングエコを塗布してもその効果が発揮されない場合が有りますので注意して下さい。塗布後の経過を注意して下さい、劣化が認められた場合は傷んだ部分を早めに取り替えて下さい
塗装を施した製品や長期に保存され経年の間に腐朽菌が入り込んでしまった木材では浸透出来なかったり溶液に殺菌効果が無いので効果が見込めません
塗装は刷毛、スプレイ、ローラー等又木口などは溶液を入れたバケツに10分ほど漬け込む様にして下さい。
箱とブルーシートで簡易なプールを作り、そこに溶液を満たして木材を浸け込む方法は塗残しが無いのでお勧めです。
必ず材の状態で全面(角材なら6面全て)に塗布する様にして下さい、組み上げてしまった後では全面に塗布する事が出来ません。塗布していない所から腐朽菌が入り込み材をダメにしてしまいます。水に強い赤身材や木目が詰まった材、樹齢の多い材を選んで下さい。
丸太は皮を剥いてから塗布してください。
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既設の木材や塗替えにはロハスコートがお勧めです。
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ウッドロングエコのHP
ウッドロングエコのカタログ
ウッドロングエコをご使用の際に濡れた手で粉末に触れますと独特の臭いが付いてしまいます。臭いの付いてしまった手で食事をすると、この臭いが邪魔をして折角のお料理が美味しく頂くことが出来ません。この防止策として塩化ビニール樹脂の手袋をサービスさせて頂くことにしました。 手袋のサイズS,M,L,をお選び下さい。 ご入用でない方は「不要」を選択してください。
使い方
ゴム手袋、ゴーグル、エプロン等をご使用ください、衣類にも溶剤が飛ぶとシミになりますので注意して下さい。
粉末や溶剤が手に付いた場合も暫くの間独特の臭いが付きますので注意して下さい。
ビニール袋の中に入っている濃縮乾燥粉末状の本製品106グラムに対して、水約20リットルにて、よく溶けるまで
かき混ぜてください。粉末を溶かした溶液の状態では強酸性になっております。
使用するバケツはプラスチック製のバケツをご使用下さい、金属製はNGです。
ウッドロングエコを塗布した材にはステンレス釘やメッキされた釘を使用して下さい。
鉄釘は錆の発生が予想されますので使用しないで下さい。
作業にあたって、気付かずに飛んだ溶液で周囲にシミを作らないように作業スぺ-スをブルーシートを敷く等予防措置をとって下さい。
完全に溶けないで下に沈殿する成分がありますが、これは本製品の特徴である天然成分ですので、効果には全く影響がございません。
時々上下をかき混ぜながらご使用下さい。
本製品は、木の表面及び切り口から浸潤していきますので、木材は必ず新設の木材(ペンキやニス、オイルステン等の塗料を塗っていないもの)をご使用下さい。
注)他の塗料などを塗布した木材に対しては、本製品の有効成分が浸潤していくことが出来ませんので効果がありません。
又、本製品を水に溶かした溶液を塗る際には、木材の表面全てに完全に塗り残し部分が無いようご注意下さい。
角材の場合木口と合わせて6面全てに塗布してしっかりと乾燥させてから組み上げて下さい。
年輪が見えている切り口の部分や、節のまわり、ひび割れのある部分等は念入りに塗布してください。
その部分は、有効成分が一番染み込みやすいところです。
または溶液の中に浮かばないようにして、全体が浸った状態で、10分間ほど付けこんでおく方法も可能です。
他のコールタールや化学防腐剤と違って、塗布した部分は、肉眼ではただ水に濡れたようにしか見えません。
乾いた状態の木材に塗るようにすると、塗ったところと塗ってないところの判別がつきやすくなります。
木の種類にもよりますが、通常、塗布後すぐには色などの変化が現れませんが、効果には変わりありません。
雨や風、太陽にさらされれば、さらされるほど、乾燥と浸潤効果により、深く浸透していきます。
そして次第にきれいな銀白色となっていきます。
丸太に塗るときは必ず皮を剥いでから塗布して下さい。
木材はなるべく乾燥させたものをお使い下さい。(乾燥機にかけてから塗布がお勧めです。)
有効成分が浸透しやすく、より強力な成果が得られます。
ウッドロング・エコを塗布後に木材表面を破損や磨耗したり又、コケやカビなどが付き始めた部分は直ちにブラシなどを使って水で洗い落とし、乾いた後ウッドロング・エコを塗り直すことをお薦めします。
木の種類により色の変化は、異なります。施工前に、必ず小片当にテスト塗りをお勧めいたします。
ご注意
本製品によって防腐処理をし、一度乾燥した木材は、土壌や水などを汚染いたしません。
もちろん庭木、ペットにも無害ですし、子供たちが触れても安全です。
乾燥粉末状態では、濃縮されていますので、水に溶かすと強酸性ですが、乾燥後は中性になります。
乾燥粉末そのものを吸い込まないようにご注意願います。
また乾燥粉末が目などに入った場合は、すぐに流水で15分間以上目をすすいだ後、
強酸性であることを告げ、医師にご相談ください。
もし溶解した溶液を飲み込んだ場合は、胃腸を荒らすことがありますのでご注意下さい。
その場合、医師にご相談ください。
また、溶かした溶液が衣服につくと落ちないシミとなりますのでご注意ください。
ウッドロング・エコの効果の存続期間は、その国の気候や環境、又施工の場所の条件な
どにより、当然差異が現れてくると考えられます。
日本での過酷な腐朽試験の結果では、主に広葉樹材に発生する白色腐朽菌に対しましては、木材防腐剤の基準であるJISK1571と同等の効果があり、主に杉、ヒノキ等の針葉樹材に発生する褐色腐朽菌に対しては、無塗布の材に比べて、経時的に約2.2倍の腐朽を遅らせる効果があることが認められています。
本製品を塗布した場合、通常の鉄釘などが表面にあれば、さびを生じさせる一因となります。
高品質のもの、たとえばステンレスあるいは、電気焼付けした釘、金物などの使用を推奨しております。
万一、本製品の使用に関し損害等が生じた場合でも、一切保障・弁済等は致しておりませんので、本使用説明を熟読の上、適切に判断されご使用ください。
ご使用に際してのヒント
1) 屋外で作業をする際には、
本製品を溶かした溶液を入れたバケツなどの容器は、なるべく身近に置いて作業して下さい。深いバケツをご使用になれば、棒状の木材等の切り口や、年輪の部分を浸すことが出来て便利です。
2) 大量の場合は、水槽やタンクなどに溶かした溶液をため、
その中に木材を浸して下さい。最低10分間位は漬けておいて下さい。
3) 作業終了後の洗浄は簡単です。
暖かな湯と石鹸で手や使用した道具などを洗えばよいだけです。
シンナーや有機溶剤などは、一切必要ありません。
4) 白蟻防除効果を高める為には、 日本薬局方「ホウシャ」をウッドロングエコを溶かす
水、1リッターに対して、75グラムの割合で溶かして塗布して下さい。
但し、雨等水のかかる場所には不向きです。